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年度内に終えたい工事は秋のうちに相談を|工事の多い時期・少ない時期と金沢の雪

太陽興産株式会社のロゴと「安全と信頼の先に、最高の価値を」の文字

こんにちは、太陽興産のスタッフです。金沢市駅西本町に本社を置き、建築・土木・とび・土工・大工・解体の工事に携わっています。

3月までに終えたい工事があるなら、雪が本格的になる前の秋のうちに、相談を始めておくのが安心です。1〜3月は金沢で雪の日が続くうえに、石川県が発注する工事も少なくない時期だからです。

「年度内に終わらせたいけれど、年明けに頼んでも間に合うだろうか」。事務所の改修や、使わなくなった建物の解体を考え始めた方なら、一度は浮かぶ心配だと思います。

先に結論国の資料では、石川県が発注する工事は1〜3月も年間の平均並みに動いていて、少ないのは4〜6月です。金沢の雪は1〜2月に集中します。年明けの相談で間に合うかは、屋外の作業や基礎のコンクリートがあるかで変わります。年度内に終えたい工事は、雪の時期に入る前に段取りを始めておくと、日程を考える余地が残ります。

石川県が発注する工事は、1〜3月も平均並みに動き、4〜6月に少なくなる

建設業の繁忙期と閑散期は、国土交通省の資料で確かめられます。国や自治体の予算は1年ごとに組まれるため、2016年の資料では「年度末に工期末が集中し繁忙期となる一方、年度明けは閑散期」と説明されています(国土交通省の資料)。

全国の統計(2009〜2014年度)でも、公共工事の工事量(金額ベース)は4〜6月に少なく、10〜3月は通して多くなっていました(国土交通省の資料)。国は、閑散期には人材や機材が余り、繁忙期には人材が不足する懸念がある、と整理しています(国土交通省の事例集)。

この偏りは、発注の時期をならす国や自治体の取り組みで小さくなってきました。2026年3月に国が公表した2024年度の実績では、石川県が発注する500万円以上の工事は、4〜6月の1か月あたりに動いていた件数が、年間の月平均の0.76倍でした。

1〜3月は1.00倍で、年間の月平均と同じです。冬も空いている時期ではありません(国土交通省 地方公共団体における平準化の状況)。

冬は空いているという見方
雪の季節は工事が少ないはずなので、年明けに頼めばすぐ取りかかってもらえる。
国の資料で見る石川県
県が発注する工事は、1〜3月も年間の平均並みに動いている。少ないのは4〜6月。

その1〜3月に、金沢では雪の日が続きます。

金沢の雪は12月から増え、1〜2月に集中する

金沢の冬は、気象庁の平年値(1991〜2020年)で確かめられます(気象庁 金沢の平年値)。雪の降った日は、12月が14.5日、1月が22.7日、2月が19.9日です。

降った雪の深さを1か月分足すと、1月は67cm、2月は53cmになります。12月の雪は24cmと少なめですが、降水量は301.1mmで、1年でいちばん多い月です。

雪と雨の日が続くと、屋外の作業は予定どおりに進めにくくなります。外の作業が多い工事ほど、天候で工程がずれやすい時期です。

寒さにも、施工のやり方が変わる気温の目安があります。国土交通省が河川や道路などの土木工事向けに定めた仕様書は、日平均気温が4℃以下になりそうなときに、受注者へ「寒中コンクリート」としての施工を求めています(土木工事共通仕様書 第10節)。

材料の扱いから養生まで、コンクリートが凍らないように工程ごとに扱いを変えるというものです。民間の工事にそのまま当てはまる決まりではありませんが、寒さでコンクリートの扱いが変わる一つの目安になります。

金沢の平均気温は、1月が4.0℃で寒中コンクリートの目安の4℃と同じ、2月も4.2℃とわずかに上回るだけです。月の平均なので、日によっては4℃を下回ります。

基礎のコンクリートを打つ工事では、寒さへの備えが一つ増える時期です。私たちのとび・土工の仕事にも、基礎工事が含まれます。

ここまでの季節の事情をふまえて、相談から着工までの流れを順に見ていきます。

相談から着工までに通る段取り

太陽興産にご相談いただいてから着工するまでには、次の3つを通ります。

段取り 01

お問い合わせを受けて、現地調査にお伺いする

段取り 02

詳細な見積もりをお出しする。見積もりは無料

段取り 03

見積もりにご同意いただければ契約を結び、工事の日程を決める

着工の日は、相談した日ではなく、現地調査と見積もりを経て契約のときに決まります。秋のうちに相談を始めると、雪の時期を避けるか、雪の時期でも進めるかを、現地を見たうえで一緒に考えられます。

解体の場合は、着手の何日前までと期限が決まっている手続きもあります。床面積80㎡以上の建築物の解体などでは、発注する側が工事着手の7日前までに、分別解体等の計画を届け出ます(石川県 建設リサイクル法の案内)。

ここまでは、3月までに終えたい工事の話でした。終えたい日が決まっていない工事なら、着工の時期そのものを動かす選び方もあります。

期限が無い工事は、雪が明けてからの着工も選べる

すべての工事を年度内に急ぐ必要はありません。動かせない期限が無いなら、雪が明けてからの着工も選択肢に入ります。

国の資料で工事が少ないとされているのは、4〜6月です。春に着工するつもりでも、冬のうちに相談と現地調査を済ませておけば、見積もりを見比べて考える時間が取れます。

春に着工する場合も、現地調査と見積もりを経て、契約のときに日程を決める流れは同じです。

反対に、3月までに終えたい理由がある工事は、どこを先に進めるかを一緒に整理します。

年度内に終えたいとき、秋のうちにそろえておくこと

ご相談の前に、次の3つをメモしておくと話が早く進みます。

そろえること 01

終えたい日と、その日が動かせない理由(店舗の開業、建物の引き渡し、補助金の期限など)

そろえること 02

屋外の作業や基礎のコンクリートがあるか、建物の中だけで済むか

そろえること 03

年度内に終えたい部分と、年度をまたいでもよい部分の分け方

工事の目的や場所、予算の考え方など、相談の前に整理しておくとよいことは、金沢で建設工事を相談するときの進め方にまとめています。あわせて読んでいただくと、初めてのご相談でも話を進めやすくなります。

よくある質問

冬のあいだは工事ができないのですか?
冬でも進められる工事はあります。ただ、雪の日が続くと屋外の作業は天候に左右されやすく、寒い時期のコンクリートは、国の土木工事の仕様書でも別の扱いが定められています。工事の内容を伺って、冬に進める部分と春に回す部分を一緒に考えます。
どのくらい前に相談すればいいですか?
年度内に終えたい工事なら、雪が本格的になる前の秋のうちが目安です。工事の内容と規模で変わるため、終えたい日が決まっているなら早めにご連絡ください。
年度をまたいでもよい工事でも相談できますか?
できます。期限の無い工事なら、雪が明けてからの着工も含めて日程を考えます。

工事の多い時期と少ない時期も、金沢に雪が降る時期も、前もって分かっている季節の事情です。分かっている事情だからこそ、早めの相談で日程に織り込めます。

3月までに終えたい工事を考えている方は、終えたい日とその理由をメモしておいてください。ご相談はお問い合わせから承ります。

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